ロータリアンの広場


「私の国際奉仕活動」
2680地区 PDG 石井良昌(尼崎西)
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2680地区 石井良昌PDG

 1997年11月から地区のWCS委員になっていた私はネパールの首都カトマンズから車で約30分ほどかかるバクタプルという所を訪れました。RIから国際理解賞を1981年に受賞された岩村昇医師のご功績を顕彰するため、2640地区と2680地区が共同で岩村記念病院を建設することに従事しました。中でも一番苦戦したのは、その建設予定地が一部公道に接道してないことで、解決するのに時間がかかりました。この岩村昇先生は1962年から18年間、結核やマラリアが蔓延するネパールの無医村で医療奉仕活動を続けられ、この人道的な援助活動に対し、1981年RIから第1回の国際理解賞を受賞されました。この岩村先生以外に、この国際理解賞を受賞された方の中にはローマ法王パウロ二世、カーター元アメリカ大統領、JICAにおられた緒方貞子さんらがおられます。

 2001年1月に岩室記念病院は完成いたしました。そこでこの岩村記念病院の看護師さんの能力向上プロジェクトに取り組むため、職業研修チーム(VTT)をわが尼崎西RCが提唱し、2014年11月から約40日間、兵庫県篠山市内の岡本病院で3人の看護師とチームリーダーが研修を受けました。

このプロジェクトは医療関係では日本で最初の職業研修チームとなりました。
この岩村記念病院の看護師の皆さんが日本の病院から学んだことの3点として

  1. 訪問介護を取り入れる。
  2. 院内と院外に医療廃棄物の分別をするようになった。
  3. 出勤時間や勤務時間などの時間管理が厳重に出来るようになった。
という成果がよかったと思います。
 このVTTはロータリー財団から全世界のグローバル補助金の1165件の中で上位20番内のプロジェクトとなったと報告があり、やりがいのある取り組みとなりました。

 続いて2002年の11月から田中毅先生とフィリピンのマニラ近郊のナボタスに行き、先生からCLE(語学集中研修)に3Hプログラムとして取り組むように言われ、取り組むきっかけとなりました。

 このプロジェクトは識字率向上の取り組みで、このCLEを考案したオーストラリアのブライアン・グレイを研究し、マニラ近郊の小学校の児童に英語力を 身につけ、将来の就職活動に役立ててもらいたいと、3800地区のロータリアンの皆さんと取り組み、ロータリー財団から3Hの補助金として30万ドルが承認されました。今まで100万人以上の子ども達がCLEの授業を受け、 大きな成果を上げる事ができました。フィリピンの文部省や教育委員会も力を入れ2016年のロータリー財団のモニタリングまで14年間という長期のプロジェクトとなり、日本で最初の3Hプログラムとなりました。 この語学集中研修(CLE)は子ども達の未来を開く言語教育法であると言われ、 多くの子ども達の英語力向上に役立っています。

(2018.02.01)

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